現在のアクロポリス博物館は、2009年に開館しました。
それまでの博物館と区別して新博物館とも呼びます。

新博物館が開館する前に問題になったのが、有名なエルギン・マーブルズです。
エルギン・マーブルズは、19世紀初頭にイギリスがギリシャのパルテノン神殿跡から発掘して持ち出したものです。
現在は大英博物館に展示されています。

ギリシャは、このエルギン・マーブルズは略奪されたものだとして、イギリスに返還要求をしています。
イギリスは当時ギリシャを支配していたオスマン・トルコの許可を得て発掘したものであるしています。
また20世紀の前半に、ギリシャの彫刻をより白くするための作業がイギリスで行われました。
しかし、その後、ギリシャの彫刻群は極彩色に着色されていたことが判明して、ギリシャのイギリスに対する反感はさらに強くなりました。

結果として現在はパルテノン彫刻群の半分以上はイギリスにあるという状況です。